GPSを採用しているポスティング会社が多いです。
弊社は在宅型の配布体制に馴染まないため採用していません。すべての配布員宅を毎日訪問してデータを取り込む必要があり、運用管理が不可能と考えています。
私はTAKK所属以前に、約5年間GPSを採用していたポスティング会社に所属していました。バイク移動型、在宅型の両方の配布体制下でGPSを運用管理した経験を元に、この記事を書いています。
広告主の皆様に想像して頂きたいこと
毎日30人の配布員が2時間や6時間の配布をしていた場合、事務所には30人分のGPSデータが毎日集まります。
そのGPSデータを専用ソフトで分析するスタッフがいます。30人分の分析に何時間費やすことになるでしょうか。
毎日、365日、30人分の分析をする仕事をしたい人、継続できる人がいると思いますか?
配布員の不正を発見する仕事に、やり甲斐を感じるでしょうか?不正を発見したらその配布員を呼び出し、取調べを行う仕事です。
リアルタイムでGPSを分析しているポスティング会社があるようです。
日の出とともに配布し始める配布員がいれば、夜21時過ぎにマンションの配布を始める配布員もいます。
リアルタイムで分析するスタッフは交代制で長時間パソコン画面と睨めっこする必要があります。毎日、365日、朝から夜遅くまで。
この仕事をしたい人、継続できる人がいると思いますか?
GPSレポートを見ても不安が消えない理由
ポスティング会社は、配布員の軌跡が解るGPSレポートを広告主に提供しているはずです。
配布報告書と一緒にGPSレポートを標準提供する会社もあれば、広告主から要求あれば提供する会社もあるかと思います。GPSレポート作成が別途料金となる場合もあるようです。
広告主の皆様はGPSレポートを見て、本当に配布しているのか、疑念は消えていますか?

町内を満遍なく通っている割に、反響がない、少ないのは何故だろう?


このGPSレポートが配布した証明書になるらしいけど信用して良いのかしら?

バイクで町中を満遍なく走れば、GPSレポートの画像が出来るんじゃないの?
と思った広告主の皆様は、ポスティング会社へ次の交渉をしてみて下さい。
広告主の皆様へTAKKからアドバイス
GPSが記録する情報は、位置情報・日時・速度・高度です。数秒単位で記録され、CSV形式のファイルで出力可能です。
日時を付加したGPSレポート、速度を付加したGPSレポートの提出をポスティング会社へ依頼してみて下さい。
日時付きGPSレポート
配布員が配布した日時が把握できます。配布報告書に記載された配布日と比較することを推奨します。
また、1時間で配布する世帯数を東京都内のマンションが多い地域は300-400世帯/h、多摩地域で150-200世帯/hと仮定すれば、配布するのに要する時間が逆算できます。配布数に対して稼働時間が極端に短ければ疑う余地はあります。
速度付きGPSレポート
徒歩配布なのかバイク移動による配布なのか把握できます。時速30-40km/hの場合はバイク移動です。
戸建ての敷地内に入る、マンションの集合ポストに入れる際、バイクを乗り降りしながら配布するため、0km/hや10km/hなど乱高下します。
GPSロガーの機能をフルに活用したGPSレポートを見れば、不安や心配が大幅に減ると思います。
広告主の皆様にとっては大きな手間かもしれません。
GPSを採用しているポスティング会社に依頼しているから安心とは言えず、反響がなかったりすれば実際に配布をしているのかを確認する方法の一つとして参考にして下さい。
GPS採用だから安心とプロモーションしていますが、裏を返せば
- 自社の配布員を疑っていたり
- 組織的に配布部数を減らしたり、全く配布しなかったり
- 反響が出なかったときの言い訳
という背景があるからだと思います。
広告主の皆様はデザイン費、印刷費、配布費を先行投資してポスティングを実施しています。
ポスティングは各世帯にチラシが投函されて反響が出る、非常にシンプルな仕組みです。
最後に改めてお伝えしたいのは、弊社は在宅型の配布体制に馴染まないためGPSは採用していません。
出典元:https://forest.watch.impress.co.jp/docs/news/374536.html
東京都下・多摩地域のポスティングはTAKKにお任せください
弊社は立川市・昭島市・国立市・国分寺市・福生市・羽村市・青梅市・あきる野市・西多摩郡瑞穂町・日の出町を中心に、ポスティングスタッフを積極的に採用しています。
ポスティングスタッフは、主婦・シニア・個人事業主の方が多く、地元地域に詳しいスタッフが高品質のポスティングを提供いたします。
配布は基本徒歩で行い、細い路地も1軒1軒ポスティングしております。